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恋愛運がUPしそうなアニメ・マンガの「恋がはじまった場所」巡礼の旅3選

さあ、恒例のパワースポット特集ですが、今回は恋愛に関してご利益がありそうなスポットを、少し切り口を変えてご紹介したいと思います。今回は、アニメ・マンガのなかで「恋がはじまった場所」。

 

ステキな物語がはじまった場所の舞台には、何かしら恋愛に関するパワーが秘められているはず。いや、秘められているに違いない。そんなわけで、有名3作品のストーリーを思い出せるように解説を加えながら、恋の聖地巡礼の旅のはじまりはじまりです。

 

 

バイオリンが聞こえるかも――『耳をすませば』のいろは坂

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最初にご案内するのは、スタジオジブリ作品の中でもっとも青春を感じるといわれる『耳をすませば』の聖地。それは、東京都多摩市にあります。

 

『耳をすませば』のあらすじ

主人公の月島雫(しずく)は読書が好きな中学3年。ある日、父の勤める図書館で自分が借りた本の読書カードのいずれにも「天沢聖司」の名前があることに気がつく。(どんな人なんだろう?) 自分と本の趣味が似ている男の子に雫は思いをはせるのだった。夏休み、父親に弁当を届けるために図書館へと向かう途中、電車の中で不思議な太った猫を見つけ、追いかけるうちに小さな古道具屋『地球屋』にたどり着く。その場所が縁となり、雫は天沢聖司と出会うことになるのですが……。

 

『耳をすませば』のいろは坂へのアクセス

そんな『耳をすませば』のモデルとなった聖蹟桜ヶ丘(せいせきさくらがおか)への行き方は、新宿駅から京王線で1本。30分から45分ほどで到着します。改札を一歩出れば、『耳をすませば』で観た光景が広がっています。今回目指す場所は、物語のラスト、聖司くんが動かす自転車に乗って2人でたどり着いた“おじいちゃんから聞いた秘密の場所”! 相当なご利益が期待できそうです。

 

行きかたはシンプル。聖蹟桜ヶ丘駅の西口改札を出て、そのまま真っ直ぐ。雫が猫を見失ったと思われる横断歩道を渡り、スタバの横を過ぎててくてくと歩くこと数分で、川と橋、そして坂が見えてきます。

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その名も「いろは坂」! 映画とそっくりです。そこからはやや勾配(こうばい)のある坂道がしばらく続きます。ちょっとキツイかもしれませんが、恋に試練はつきものです。ここは劇中の2人のやり取りを思い出してニヤニヤしながら乗り越えましょう。

 

「降りようか?」
「大丈夫だ。お前を乗せて坂道のぼるって、決めたんだ。」
「そんなのズルイ! お荷物だけなんてヤダ! あっ。」
「私だって役に立ちたいんだから!」
「分かった。頼む。もう少しだ!」

 

そんなシーンを思い出しながら、坂道を歩き、階段を上がり、『耳をすませば』が『息をきらせば』になってきたころ、おそらく聖地に近いと思われる街を見下ろせる丘にたどり着くのですが……。おーい、聖地はどこだ!? 30分ほど周辺を散策して衝撃の事実が発覚しました!

 

「秘密の場所の該当地」は、私有地のよう

たしかに、劇中でも越えちゃいけなさそうなフェンスの先に“秘密の場所”がありました。そこで、フェンスの外ギリギリから写真を撮影してみました。

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聖蹟桜ヶ丘の街が見渡せます。ここにいたるまでの疲れを吹き飛ばしてくれるほどのいい眺めです。冬の明け方だったらもっと素晴らしい景色でしょう。うん、ここはほぼ聖地ですね。聖司くんと雫ちゃんがはじめてお互いの本当の気持ちを伝え合った、恋のはじまりの場所。フェンスの外でもきっとご利益があるはずです。

 

ちなみに、聖蹟桜ヶ丘駅前では無料で「まち歩きMAP」がもらえます。こちらには、今回ご紹介した聖地こそ載っていませんが、地球屋があったロータリー、杉村がフラれた神社、雫のお父さんが勤めている図書館があった場所(本当は公園)、近道に使った階段などが掲載されています。いずれも場所が近いです。今回の取材で聖地巡礼をしている何組ものカップルや女性たちを見かけました。

 

未来を信じてみたくなる――『時をかける少女』の夕日がきれいな河川敷

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次にご紹介するのは、細田守監督の名を世に知らしめた名作アニメ映画『時をかける少女』の聖地。それは、東京都足立区にあります。

 

『時をかける少女』のあらすじ

東京の下町に住む高校2年生の紺野真琴は、医学部志望の津田功介、転校生の間宮千昭(ちあき)という二人の同級生男子生徒と「遊び仲間」として親しくつきあう関係だった。あるとき、理科準備室で転倒したことによって、偶然不思議な力を身につけてしまう。平穏な日々の中、下校中、真琴の乗る自転車のブレーキが下り坂で故障。そのまま電車の接近する踏切に突入。死を覚悟した真琴だったが、気がつくと坂道の途中、少し前の時間に戻っていた。それが最初のタイムリープだった。

 

『時をかける少女』の夕日がきれいな河川敷

そんな『時をかける少女』の聖地への行き方は、JR常磐線、東武スカイツリーライン、東京メトロ日比谷線・千代田線、つくばエクスプレスが通っている北千住駅から、北の方向に商店街を抜けて住宅街を12分くらい歩きます。すると、荒川を見渡せる土手と河川敷があらわれます。

 

ここは、主人公の真琴が千昭くんの自転車に乗りながら下校するシーンの舞台となっている場所。友達として接してきた千昭から、急に今までの2人の関係を壊す「真琴……オレたち、付き合わね?」と告白をされてしまった場所だったりします。

 

いきなりのことで動揺した真琴はタイムリープして目の前の問題から逃げてしまうわけですが、物語の後半で語られる千昭のヒミツを考えると、この告白は彼にとって相当大きなリスクをはらんだものであり、それだけ真琴への強い思いがある証なのですが、このときの真琴は気がつきません。しかし、この告白から真琴は千昭を意識していくわけで、この土手は“恋のはじまりの場所”といえるでしょう。さらに、涙腺(るいせん)崩壊間違いなしのラストシーンの舞台もここです。ご利益がないはずがありません。

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こちらがその夕日がきれいな河川敷です。
電車の乗り換えに失敗したことで聖地到着が遅くなってしまい、かなり陽が傾いてしまっている点はご容赦ください。東京でここまで雄大さを感じられることも珍しく、思っていた以上にいい眺めです。散歩やサイクリングを楽しんでいる人が多いみたいですね。

 

この場所では、作品に深い味わいを与えてくれている“魔女おばさん”こと芳山和子さんの台詞を思い返したいと思います。

 

「あたしね、本当は真琴は功介君とも千昭君とも、どちらとも友達のままだと思ってた。どっちとも付き合わないうちに卒業して、いつか全然別の人と付き合うんだろうな、って。でも、そうじゃないのね?」

 

「待つつもりはなかったけど、こんなに時間が経っちゃった」

 

「でも真琴、あなたは、あたしみたいなタイプじゃないでしょ? 待ち合わせに遅れてきた人がいたら、走って迎えに行くのがあなたでしょ?」

 

やっぱり『時かけ』はいいですね。胸にキュンとくるものを思い出せたのではないでしょうか。ちなみに、北千住は下町のイメージがありますが、再開発によってオシャレなお店がいろいろと生まれているエリアでもあります。発掘をかねた散歩にもオススメです。

 

あの嘘からすべてははじまった――『四月は君の嘘』の公園

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最後にご紹介するのは、実写映画が9月に公開される『四月は君の嘘』の聖地。それは、東京都練馬区にあります。行き方は、西武池袋線・西武有楽町線・西武豊島線、都営地下鉄大江戸線が通っている「練馬駅」の北口改札を出て徒歩2分。たどり着いた「練馬文化センター」に聖地はあります。

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『四月は君の嘘』のあらすじ

母から厳しい指導を受け、数々のピアノコンクールで優勝した神童・有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、コンクールからも遠ざかってしまう。3年後の4月。14歳になった公生は、幼なじみの澤部椿を通じ、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、モノトーンに見えていた公生の世界はカラフルに色付き始める。かをりに好意を抱き始める公生だったが、かをりが好きなのは親友の亮太。かをりは、公生のことを友人Aと呼び、ぞんざいに扱いつつも、自分の伴奏を命じるなど、公生を再び音楽の世界に連れ戻そうとする。そんな彼女にはずっとつき続けている1つの嘘(うそ)があった……。

 

物語では、主人公の有馬公生くんとヒロインの宮園かをりちゃんが出会った場所。桜の舞い散る中、ドーム上の遊具の上で名曲「ハトと少年」をピアニカで吹くかをりちゃんの姿を見て、公生くんはその後の人生を大きく変える恋に落ちるのでした。見とれる公生くんの姿を見て涙を流すかをりちゃんの心情を考えると、この場所はかなり強い恋愛パワースポットといえるでしょう。

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『四月は君の嘘』の公園へのアクセス

舞台となった場所は、練馬文化センターの裏にある公園。残念ながらドーム状の遊具は存在しないのですが、木々を抜けて広い園内が見渡せる様子は、作品での描写のそのままです。胸の高鳴りが抑えられなくなってしまう、かをりちゃんから公生くんへの手紙の一部を抜粋します。

 

私の姑息(こそく)な嘘が連れてきたキミは想像と違ってました。
思ってたよりも暗くて、卑屈で意固地でしつこくて盗撮魔。
思ってたより声が低くて、男らしい。
思ってたとおり優しい人でした。

 

土稜橋から飛び込んだ川は冷たくて気持ち良かったね。
音楽室をのぞく、まん丸の月は、おまんじゅうみたいでおいしそうだった。
競争した電車には本気で勝てると思った。
輝く星の下で、2人で歌った『キラキラ星』楽しかったね。
夜の学校って絶対何かあるよね。
雪って、桜の花びらに似てるよね。
演奏家なのに舞台の外のことで心がいっぱいなのは、何かおかしいね。
忘れられない光景が、こんな些細(ささい)なことなんておかしいよね。

 

キミはどうですか? 私は誰かの心に住めたかな。
私は君の心に住めたかな。
ちょっとでも私のこと思い出してくれるかな。
リセットなんて嫌だよ。
忘れないでね。約束したからね。
やっぱり君で良かった。届くかな。届くといいな。

 

そんな『四月は君の嘘』の実写映画版は、9月10日から劇場公開します。こちらの鑑賞と合わせて利用してみてはいかがでしょうか。

 

次は、あなたのストーリーの番かも

さて、今回は3作品の「恋がはじまった場所」をご紹介しました。いずれも散歩やショッピングのついでにフラリと立ち寄れる場所です。ご利益を全身にたっぷり浴びて、そろそろはじまってもいいあなたのストーリーに、備えてみてはいかがでしょうか。

 

参考サイト:

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こいとりライター

志村坂上スケキヨ
元美少女ゲームのシナリオライター。現コピーライター。動物占いは、孤高のオオカミ。個性的な20代女子に懐かれることが多く、恋愛相談をよく受ける。週末はジムで筋トレとランニングを楽しむ。どんなに忙しくてもゲームは1日1時間。

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